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2011年10月

2011年10月 5日 (水)

男性不妊症について⑦:薬物療法

乏精子症や精子無力症に対する薬物療法ではビタミンB12や漢方薬(補中益気湯,八味地黄丸,牛車腎気丸,柴胡加竜骨牡蛎湯など)が一般的に良く用いられています.
ホルモン検査に異常がなければクロミフェンを使用するケースもあります.
クロミフェンは下垂体から出る精巣を刺激するホルモンを増加させる効果があります.

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症では,ゴナドトロピン(h-FSH+hCG)を補充することにより,造精機能が改善することがあります.
無精子症だった症例で,射出精子が出現したケースもあります.

ほかに,カルニチン製剤(Lカルニチンなど),葉酸,亜鉛などを含むサプリメントが効果的なケースもあります.

いずれも100%効果が期待できるものではありませんが,治療前にきちんと検査をして,それぞれに最適な方法を選択することが大切です.

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