『クロミフェンクエン酸塩の造精機能に対する治療効果』
2023 年 4 月 3 日に福岡市で開催された第 7 9回九州・沖縄生殖医学会で精子減少症に対する治療薬「クロミフェンクエン酸塩(クロミッド)」に関する演題を報告してきました.
演題名は「クロミフェンクエン酸塩の造精機能に対する治療効果」です.
クロミフェンクエン酸は令和 4 年 4 月の診療報酬改定で乏精子症における精子形成の誘導に対し保険適用となりました.
今回の当クリニックでの検討では,クロミフェンクエン酸塩で精子数が増加する方は約 50 %で,問題となる副作用は認めませんでした.
残念ながら特効薬とまでは言えませんが,症例を正しく選別すれば,治療効果が期待できる数少ない男性不妊治療薬の 1 つと言えます.
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